ちっちゃなワニの子シュナッピー世界へ
この間このサイトでもご紹介した、Schnappi シュナッピーの「Schnappi, das kleine Krokodil ちっちゃなワニ、シュナッピー」ですが、予想以上にもの凄いことになっています。
最近やけにあちこちで耳にすると思ったら、気がつけば何とすでにDoppelplatin ダブルプラチナ、つまり60万枚を突破していました。日本よりもずっと市場規模が小さく、それほど枚数が売れないドイツで、たった発売2ヶ月の間にこれほどの枚数を売ってしまったというのは、ちょっと半端じゃない勢いだと思います。下手すれば、昨年の超特大ヒットであるO-Zone の「Dragostea Din Tei」をも上回るヒットになるかもしれません。
また、CD が売れているだけではなく、インターネットのダウンロード販売でも一位、携帯の着メロのダウンロード数も10万を超えるなど、様々なメディアで大活躍しています。
ドイツではすでに社会現象化しつつあるシュナッピーですが、現在同じドイツ語圏であるスイス、オーストリアでも1位を保ち、すでにオーストリアでプラチナシングル、スイスでゴールドシングルに輝いています。お隣オランダでも、初登場でいきなりシングルチャートの2位に飛び込むなど、周辺国にもシュナッピーブームは飛び火しつつあります。
しかし、シュナッピーは今後、イギリス、フランス、スカンジナビアなどの他のヨーロッパ諸国でも発売される予定で、もしかすると昨年の「Dragostea Din Tei」ばりに全ヨーロッパ的なメガヒットになるかもしれません。そうなれば、ドイツ発のドイツ語ポップスが国際的大ヒットになるという、かなり稀な現象が起こることになります。
実はこのシュナッピー、すで日本でも、Amazonco.jp の通販で買うことができます。しかし、どうもこのシュナッピー、日本盤ももうすぐ出るようです。もしかすると、みなさんも日本で、ちっちゃな女の子が舌っ足らずに歌うかわいらしいシュナッピーの歌を、耳にする機会があるかもしれませんね。