日本のポップスやロックも大変に成熟し、優れたバンドが次々と現れる状況になっていると思います。私が面白いと思うバンドを、色々挙げてみたいと思います。 サカナクション サカナクションは、エレクトロニカ風のサウンドにダンスビートを乗せたサウンドを…

ついに、「夏の魔物」の出演者第一弾が発表になりました。フラワーカンパニーズ、スクービー・ドゥー、曽我部恵一バンド、うつみようことYokolocoバンド、うきぐも、The Waybark と昨年も出演し盛り上げてくれたバンドの名前が並んでいますが、今回は、新し…

飛浩隆さんの『象られた力』を読みました。この短編集は、８０年代など昔書かれた作品を収録しているそうです。最初の「デュオ」は、身体がくっついた天才双子ピアニストの背後にいる存在に調律師のイクオが気づき、その存在から双子を解放しようとする話で…

『グラン・ヴァカンス』の続編である中編集『ラギッド・ガール』（2006年）を読みました。収録されているのは全５編で、『グラン・ヴァカンス』では明らかになっていなかった様々な事実が明らかになっていきます。最初の短編『夏の硝子体』は、『グラン・ヴ…

Fairground Attraction の名曲「The Moon is Mine」のライヴ映像、しかも日本での公演の映像がYou Tube に上がっていました。この曲の演奏はゆったりとした、しかし弾むようなリズムと、アコギやアコーディオンの音色によって暖かみのあるものになっています…

Jazztronikのヴォーカルも勤めていたというarvin homa aya のこの曲は、やはり洗練されたハウスポップスになっています。歌ものとしても良くできているので、部屋聴きしても良い感じです。Amazingアーティスト: arvin homa aya,akiko,JiN出版社/メーカー: GA…

ノルウェーの女性歌手Annie の曲です。いかにも北欧ポップスという、９０年代ノットデッド派には嬉しい一曲になっています。ANNIEMALアーティスト: アニー出版社/メーカー: ポニーキャニオン発売日: 2005/09/21メディア: CD クリック: 4回この商品を含むブロ…

deviantART というサイトがあり、そこでは、数多くのアーティストの写真や絵を見ることができます。私が気に入ったのは、次のような作品です。 Bellz という人の、１９世紀末の大衆聖画像とピエール＆ジルの写真にアンディー・ウォーホールを足したような「N…

ベルギーに、Scala という少女合唱団があります。彼女たちは、色々な曲を合唱風にカバーして歌っているのですが、レッチリや、レディオ・ヘッドをはじめとしてオルタナティブロックやパンクのような合唱とはかけ離れた曲ばかりをカバーしているなど、一風変…

投稿型の写真サイトFlickr で見つけた、jimbodownieさんの写真が、かなり良いです。白黒の小さな女の子の写真が多いですが、個人的にはユージェーヌ・アッジェを思い起こさせるような端正な白黒の「Music at the Cathedral」という写真が気に入りました。

昭和歌謡というイメージがある倉橋ヨエコですが、『色々』(2007年)に収められた「白の世界」は、シンセサイザーやストリングスも使ったポップなアレンジと、耳に残る印象的なメロディーで、完成度の高いポップスに仕上がっています。間奏のピアノのフレーズ…

以前無性にバレエを見たくなった時期があったのですが、残念ながら仙台ではプロのバレエ公演はなかなか行われようなので、まあとりあえずコンクールでも良いかと思い見に行ってきました。今日行われたのは、「青少年のためのバレエ・コンクール 第４回ザ・バ…

昨年青森で行われたロックフェスティバル「夏の魔物」が今年も開催されることが決定しました！！（公式サイト） （東奥日報の記事）この「夏の魔物」は、The Wayberk というバンドをやっている成田大致さんが、昨年自分で組織し、開催した手作りロックフェス…