自殺文学

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ロバート・ルイス・スティーヴンスン「自殺クラブ」(1939)
Robert Louis Balfour Stevenson(1850-1894)は「宝島」や二重人格モノの古典小説「ジキル博士とハイド氏」で有名だが、19世紀ヨーロッパに現れた複数の自殺クラブから着想を得て、その名の通りの小説を手がけている(現実に、1802年頃パリで12人の会員がゲームに従って自殺するクラブを立てた。1816年ベルリンの《死のサークル》は、会員6人が1人ずつピストル自殺することを決めた。等々、19世紀半ばには自殺クラブの数も増え、トランプで勝った者が自殺するクラブもあったが、多くの作家がこういった現実の影響を受けて《くじ》で死の順番を決める物語などを手がけ、スティーヴンスンもそのうちの一人だったわけだ)。

自殺クラブなどというものが19世紀のヨーロッパにあったとは、全く知りませんでした。