仮想現実の中の初音ミク

電脳コイル」や『ラギッド・ガール』を思い起こさせるARToolKit なるソフトがあるそうです。

仮想世界と現実世界を融合する技術は,拡張現実感(Augmented Reality:AR)と呼ばれています.

おおげさな言い方をするとARは現実の世界に情報を「上書き」することができる技術です.アニメや映画にでてくる「電脳」を想像してみてください.手のひらの上に3Dキャラクタを表示したり,現実の世界でデジタル・データに触れてみたり… そんな魔法のような技術です.

ARToolKitは,ARアプリケーションの実装を手助けするC言語用のライブラリです. ARToolKitを使うと,紙に印刷されたパターンをカメラで読み取り,その上に3Dオブジェクトをオーバーレイ表示するアプリケーションが簡単に作れます. 本来は非常に敷居の高い技術なのですが,このライブラリは「難しい部分」の処理を全てやってくれます.

工学ナビ


You Tube で色々動画が見れるのですが、初音ミクの動画もありました。現実の映像に合成された初音ミクのCG は本物の動くフィギュアのようで、仮想現実もここまで来たかと驚かされました。



また、PS3でこの技術を使ったゲームが発売されるようです。