「人間の爆発」Scoobie Do × フラワーカンパニーズ
仙台Enn で、「人間の爆発」と題されたScoobie Do とフラワーカンパニーズのライヴを見てきました。この「人間の爆発」は、フラカンがいっしょにライヴをやりたいバンドとツアーするというイベントだそうです。
Scoobie Do は、相変わらず小山周が客を煽りまくって、盛り上げに盛り上げていました。しかし、中盤では「茜色に燃える空」やメローな新曲もやっていました。演奏は相変わらずの鉄壁さでした。卓越した演奏技術、アレンジセンス、優れた楽曲、そしてカリスマ的なフロントマンが揃っているのだから、スクービーは本当に非の打ち所のないバンドだと思いました。
フラワーカンパニーズは、スクービーとは対照的に、泥臭いストレートなパンクロックをやっているバンドですが、そこは百戦錬磨のライヴバンド、やはり客を盛り上げに盛り上げていました。ヴォーカルの鈴木圭介さんは、もの凄く必死な表情をしながら、武田鉄也のものまねのように、指を一本立てながら、腕を上に振り上げる動きをしていたのが面白かったです。
MCでは、小山周と鈴木圭介が風呂場でのぼせそうになりながら、「爆発したいから音楽やってんだ」と熱く語り合ったことや、鈴木さんがギターウルフのセイジさんからアメリカに行ってライヴやれよと延々勧められたけれども、飛行機恐怖症なので断り続けて「もういいわ」と言われた話などをしていました。
アンコールの「真冬の盆踊り」では、スクービーのメンバーも総出で、ギター、ドラム、ベース対決やヨサホイノホイをやっていました。最後の盛り上がりは本当に凄まじいものでした。
アンコールが終わっても、客が誰も帰らず、延々アンコールしていたので、鈴木さんが「もう出し尽くしたから、今度また会おう」みたいな感じでもう一度ステージに戻ってくることになるほど非常に盛り上がったライヴでした。
スクービードゥーもフラワーカンパニーズも、最強クラスのライヴバンドということで、本当に贅沢なライヴでした。何とも熱すぎる男前なロックンロールを聴くことは魂の洗濯だと思いました。
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