All About Japan の中田ヤスタカサウンドの秘密に迫る記事

All About Japan」で中田ヤスタカの楽曲分析がなされていました。

楽曲的な特徴として例えば

(1) サビは一拍目から入るメロディーが多く、冒頭でブレス音を入れる場合が多い。
 (「コンピューターシティー」「エレクトロ・ワールド」「ポリリズム」等)
(2)付点でシンコペーションしてかなり引っ張ってから解決するメロディーが多い。
 (「ポリリズム」「エレクトロ・ワールド」等)
(3)ダフト・パンク(例えば「デジタル・ラヴ」)の様に完全ループコードではなくA-B-サビと歌謡曲のサイズを踏襲し、結構コーダ(終止)感も割合はっきり感じさせる。また大サビもしっかり入れてくる場合が多い。
(4)ワンノート的なメロディーで無機的なテクノ感を強調(「wonder 2」等)。
(5) ソロ・間奏はほとんど入れない。
(6) 歌詞の足らない部分は♪ラララで埋めたりする。(「Twinkle Snow Powdery Snow」等)
(7) ほとんど転調はしない。
(9) M7系のループで切なくあいまいな雰囲気をかもちだす。

Perfume対談〜ファッション&楽曲分析

中田ヤスタカの使うコードは、以下のようなものだそうです。

まとめると、全般的には
FM7-Em7-Dm9-Em7

で延々ループしてAメロ-Bメロ-サビの要所で
M7-Em7-Dm9-G7-(C)

という感じでつなげて行けば大抵の曲は乗っかってきます。

Perfume対談〜サウンド講座(作曲編)」


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