Wir Sind Helden が、日本語で歌う!

当サイトでは、すっかりおなじみのWir Sind Helden ヴィア・ズィント・ヘルデンが、なんと二枚目のアルバムに収録されている「Von Hier an Blind」を、英語、フランス語、そしてなんと日本語で録音したというニュースが出てきました。この外国語バージョンは、もうすぐライヴでお披露目されるらしいです。

制作マネージャーのSven Hasenjäger によれば、これは遊びで作ったもので、別に国外進出のために行っているわけではないということです。また、今のところ、海外でアルバムを発売する予定はないということです。

一方、Spiegel は、Wir Sind Helden の所属するEMISilbermond が所属するSony BMG は、ドイツのバンドを国外でも売ろうと考えていると伝えています。

今までのところ、国際的に成功したドイツのバンドは、KraftwerkNena と言った80年代初期のニューウェーブ、あとはRammstein、せいぜいGuano Apes くらいしかありません。ヘルデンたちが、本当に国外進出をするかどうかは分かりませんが、個人的には、せめて輸入盤が日本に入って来るくらいには、海外でも人気を得て欲しいと思っています。また、それは、不可能なことだとは思いません。

この間、ヘルデンたちのライヴを生で見たのですが、ぜひ一度、日本の音楽ファンの人にも聴いてほしくなりました。フジ・ロック・フェスティバルで、日本初上陸などはありえないものかと思うのですが。

本国での大物ぶりと、日本での知名度の無さからすると、条件面で難しいのかとも思いますし、夏はドイツでも、膨大な数のフェスティバルがあり、ヘルデンたちは、引っ張りだこで、スケジュールを開けるのは難いかもしれません。しかし、せっかく日本語でも歌うのだから、一度くらい、日本の観客の前で、披露してほしいものです。