ヨーロッパ最大の音楽祭Eurovision のドイツ代表は、Texas Lightningというバンドに決まりました。

このテキサス・ライトニングは、女性ヴォーカルに、男性4人というカントリーグループです。普段は、マドンナの「Like a Virgin」などポップスやカントリーの名曲をカントリー的にアレンジし、歌っているようです。

しかし、彼らは、今回Euro Vision Song Contestに臨むにあたって、「No No Never」というオリジナル曲を用意しました。この曲は、カントリーらしいバンジョーやスライドギター中心のサウンド、軽快なリズムの上に、キャッチーなメロディーが載るという曲です。

彼らは、演奏力も確かですし、カントリーとは言っても、あまりいなたい感じはなく、ポップス的な軽快なリズムや耳触りの良さがあるので、カントリーファン以外にも聴きやすい音楽になっていると思います。

Eurovision の代表曲は例年チャートを上昇するものですが、今週「No No Never」がシングルチャートの2位、アルバム「Meanwhile, Back at the Ranch」が14位と検討しています。

Eurovision では、派手だったり、目立った特徴のある歌手が勝つ印象があるので、Texas Lightningはちょっと大人すぎる、地味すぎるかもしれませんが、「No No Never」は非常に良い曲だと思うので、がんばってほしいと思います。

昨年のドイツ代表Gracia は、チャート偽造疑惑も影響してか、最下位という悲惨な結果に終わりましたが、今回はそれを大きく上回る結果を得られることは、ほぼ間違いがないのではないかと思います。


Meanwhile Back at the Beach

Meanwhile Back at the Beach