Diana Ross 「Ain't No Mountain High Enough」

ブリジット・ジョーンズの日記』のクライマックスで、ブリジットの高鳴る恋心を見事に表したのが、ダイアナ・ロスの「Ain't No Mountain High Enough」です。原曲は、マーヴィン・ゲイとタミ・テレル(MARVIN GAYE & TAMMI TERRELL) によって1967年に発表されました。映画で使われたダイアナ・ロスのカバーは、原曲とはアレンジ、構成ともかなり変わっています。

曲が始まってもダイアナ・ロスは台詞を喋るだけで、なかなか歌い出さず、テンションをためてためて、じらしてじらして、曲の終盤でようやく出てくるサビでようやく歌い出すのです。コーラスとブラスが作る分厚いサウンドと、高揚感溢れるメロディーに乗り、ダイアナ・ロスがここぞとばかりに歌い上げるこの曲のクライマックスは、そこまで盛り上げるかと思わされるほど怒濤の盛り上がりを見せます。さすが、モータウンの女王屈指の名曲だけあると思います。

この曲は、ダイアナ・ロスのソロデビューアルバムからの全米No.1 ヒットだそうです。

また、この曲には、非常に数多くのカバーバージョンがあるそうです。(リンク


ベスト・オブ・ダイアナ・ロス(来日記念盤)

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