ラジオでドイツ語ポップスをかけなきゃ駄目です。

以前、このサイトでもお伝えした、ドイツのラジオ局に、ドイツ語ポップスを35%以上かけることを義務づけの問題ですが、実際に議会で採択されました。日本でも簡単に紹介されたようなので、読んだ方もいるかと思います。私の方は、思いっきり続報が遅れてすいません。

今回は、法ではなく、ラジオ局の自主性にまかせるということらしいですが、この義務づけの是非について、現在かなり議論が行われているようです。私はまだ、今回の決定についてまだ十分記事を読んでいないので、後でまとめてみるつもりです。


現在ドイツポップスの人気が急激に上がっていること、ラジオ局へのドイツポップス放送義務の成立、そしてナショナリズムは、相互に微妙に関わり合っているようなのですが、まだ今一つ全体像が見えません。ネットだけでも、この問題にかかわる記事が沢山あるので、なかなか読み切れないし、クリアにこの状況を分析できている記事は見つからず、現象の背景が見えてこないので、正直まだ何を書けばよいのか良く分からないです。

しかし、今のドイツ音楽シーンを紹介するときに、この問題は絶対に避けて通れないので、ドイツ音楽市場の紹介が終わった後、とりあえず何か書くつもりです。願わくば、誰かが音楽について考える際に、少しでもに立ちますように。