ギターウルフ「アンドロメダツアー2007」

日本が世界に誇るロックンロールバンドであるギターウルフのライヴに行ってきました。前座のバンドは三つでした。Random Task は、THEE MICHELLE GUN ELEPHANT に多大な影響を受けたであろうガレージパンクバンドでした。ギターのディストーション加減や、タイトなリズムが格好良かったです。 Gypsy Lady は、ちょっとグラムロックが入ったようなハードロックバンドでした。REDROCK は、少しハードコアが入った曲もやるパンクバンドでした。

ギターウルフのライブはといえば、いつもながらに最高の一言でした。セイジさんが、滝のように汗を流しながら、必死でギターをかき鳴らしているのを見ると、テンションが上がります。体調がかなり悪かったので、控えめに行こうかと思いましたが、始まってしまえば、関係ありませんでした。モッシュピットも過密状態ではなく、移動が楽だったので、見やすかったです。

今回驚いたのが、一度ならず、二度までもステージに観客を上げたことです。一度目は、恒例となっている観客にギターを弾かせる時でしたが、二度目は、アンコール二回目に起こりました。今度は一人だけではなく、かなりの人数をステージ上に引っ張り上げ、人間ピラミッドを造らせたのです。しかも、三段か四段もあるような高いやつです。これかなり危ないと思うんですが、観客にも無茶させるとは、さすが怖れ知らずのウルフです。

アンコール二回に、人間ピラミッドまで見れて、大満足だと思ったら、サプライズで三度目のアンコールがありました。セイジさんがソロで永ちゃんの「アイ・ラヴ・ユー, OK」を歌ってくれたのです。これにはかなり感激しました。

合計4バンドということで、7時に始まり、終わったのが11時過ぎという長時間のライヴでしたが、ロックンロールは命の洗濯だと思いました。やはり、定期的にロックエネルギーを身体に注入することは、人生に必要不可欠だと思わされたライヴでした。