HMVが売却される

　英国の音楽商品販売大手ＨＭＶグループは３１日、日本事業を運営する子会社のＨＭＶジャパンと関連会社を大和証券ＳＭＢＣの投資子会社に１７０億円（約７０００万ポンド）で売却すると発表した。

　ＨＭＶグループは、本国やカナダなど業績が好調な市場に事業を絞り込む。インターネットの音楽配信サービスなどが人気を集め、ＣＤなど音楽小売業界の販売競争が激化していることが背景にある。

（2007年7月31日22時24分 読売新聞）

この買収で、外資系レコード会社として９０年代に日本の音楽シーンに大きな影響を与えたタワーレコード、HMV 共に、外資から日本の企業になりました。レコードの小売店はどこも厳しく、タワレコやHMV もかなり厳しいようです。日本では、まだ音楽市場の縮小が止まっていませんし、今後小売店が生き残るのは困難を極めるのだろうと思います。