2008年6月がキャラクターが作者に逆転された分水嶺か?

VOC@LOID通信」で、「月刊VOC@LOIDランキング」の結果をざっと見てみました。初期はPVやネタ曲、「ボーカロイド」曲が圧倒的に強く、次第にキャラクター的でないオリジナル曲がランキングで目立ち始め、オリジナル曲が過半数を占める状況になったという印象を受けました。

データを取っていないので、ざっと眺めただけの印象論になりますが、Vocaloidランキングで、PVやネタ曲といったVocaloidのキャラクター性を主眼にした動画の中で、オリジナル曲が目立ち始めるのが2008年2月で、両者が拮抗、あるいは逆転するのが、だいたい2008年6月くらいかなと思いました。ryoさんが「ワールドイズマイン」と「ブラック★ロックシューター」を発表した頃です。

「月刊VOC@LOIDランキング」を使って、以下の三つくらいに分けて、それぞれの比率の変化を調べると、「初音ミクの神話」が崩れ始めた時期、完全に崩れた時期が、かなり明確に分かるのではないかと思います。数時間あれば調べられると思うので、何分大変関心のある方が多い問題ということで、どなたかがきちんと調べてくれることと思います。

  1. PV、ネタ曲、「ボーカロイド曲」のようなキャラクターに主眼を置いた動画
  2. カバー曲
  3. オリジナル曲