ハロプロ楽曲

最近ハロプロ関係で良い曲が色々出てきています。

Waste Of Pops 80s-90s」さんで紹介されていたBuonoの「ゴール」という曲は、YouTubeのコメントでも突っ込まれまくっているように、Coldplay の「Viva La Vida」のアレンジを流用して作られた曲です。乾いた音色のギターが曲をグイグイと引っ張り、シンセストリングスとティンパニーが壮大な感じを出しています。何しろ昨年を代表する名曲のアレンジを流用しているのだから、悪いわけがありません。

しかし、この曲はアレンジだけが聴き所というわけでもなく、むしろアレンジはメロディーの良さや歌詞を引き立たせるための脇役だと思えるくらい、メロディーが良いし、歌詞のメッセージがはっきりしています。つまりアレンジが大仰で上滑りして聞こえないくらい、曲そのものに強度があるということです。個人的には早くも今年を代表する一曲になるであろう名曲だと思います。




人気アニメの主題歌ということもあってか「きらりんレボリューション」関連の曲はハロプロの中では良い曲が多い印象がありますが、Milky Wayの「タンタンターン!」や月島きらりstarring久住小春の「はぴ☆はぴサンデー」は、それぞれ高品質なアイドルポップスになっています。特に「タンタンターン!」はかなりメロディーがよいです。




また、松浦亜弥の「チョコレート魂」は、そのネタっぽい曲名とは裏腹に、シンプルなポップスに仕上がっています。ハロプロにありがちな安っぽいシンセポップではなく、生音中心の落ち着いたサウンドになっています。リズムは弾んでおり、メロディーはキャッチーなのですが、松浦亜弥の歌やサウンドがやや落ち着いているために、どことなくゆったり聴ける大人な仕上がりになっています。



Buono! 2 (初回限定盤)

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