日本インディーポップやロック好きはNapsterを使わない手はない
サービス開始当時は洋楽ばかりで邦楽がかなり手薄だった聴き放題型音楽配信サービス Napster ですが、東芝EMI や残響レコードのアーティストの音源を聴けるようになり、邦楽も非常に充実してきました。また、Napster はインディーズ盤がかなり充実していますし、坂本真綾やRoundtable feat. Nino や牧野由依などアニメ関連も充実しています。膨大な数の音源聴き放題なので、探せば自分が気に入る音楽見つけ放題なので、本当に音楽好きには神のようなサービスだと思います。
というわけで、最近私はこんなアーティストの曲を聴いています。
奥井亜紀「大樹」
奥井亜紀の名曲中の名曲「大樹」のセルフカバーです。奥井亜紀は歌はお世辞にも上手いとは言えませんが、得も言われぬ凄みがあると思います。ちなみにオリジナルバージョンは、このバージョンより数段凄いです。
vividblaze 「History」
http://www.myspace.com/vividblaze
ジャズやラウンジなどを取り入れたお洒落ユニットvividblaze の冨田恵一アレンジかと思わせる凝りに凝ったジャズ的なアレンジの曲です。
3nd 「clockworker」
http://www.myspace.com/3nindesita
残響レコード所属のインストポストロックバンド3ndの「clockworker」は、印象的なギターのリフで引っ張る曲です。インストですが、メロディーがよいし、演奏も曲構成も凝っているので、最後までグイグイ聴かせてくれます。
Urchin Farm 「存在音」
http://www.myspace.com/urchinfarm
メロディアスでポップなロックバンドUrchin Farm の「存在音」は、ダンスビートも取り入れた疾走感あふれるリズムに乗せ、キャッチーなメロディーを載せたロックナンバーになっています。オリコントップ10に入っても全くおかしくないほど、メジャー感のある曲になっています。
Mellowhead feat. 佐野元春「Better Days」
http://www.mellowhead.com/new_release/daydream_weaver/index.html
プレイグスの深沼元昭のソロユニットMellowheadが佐野元春をヴォーカルに呼んだ「Better Days」は、疾走感あふれるリズムとギターが印象的なギターロックナンバーですが、ロック的な生々しさを剥ぎ取った細部まで作り込まれたサウンドと佐野元春による温度低めのヴォーカルが、インテリジェントなポップ感を醸し出しています。この曲が収録されているアルバム『Daydream weaver』は、非常に完成度の高い傑作になっています。
Base Ball Bear 「image club」
ポストナンバーガールの文系ロックバンドの代表格であるBase Ball Bear の「image club」は、ナンバーガールを思わせる鋭角的ディストーションギターを全面に押し出したサウンドながら、BBBらしいキャッチーさも残っており、ロックのダイナミズムとポップスの聴きやすさが良い感じのバランスを取っている曲だと思います。「神々Looks You」のもう一曲のカップリング「Boys May Cray」も良い曲です。
しゃかりきコロンブス「全然OK! の世界」
http://www.myspace.com/syakariki
渋谷系バンドしゃかりきコロンブスは「全然OK! の世界」ブレイクビーツにダブ的な音像、ゆるいラップなど90年代渋谷系音楽のエッセンスを煮詰めたような曲になっています。
畠山美由紀「Don't Know Why」
CCCDで発売された畠山美由紀のカバーアルバム『Fragile』に収められている「Don't Know Why」は、ノラ・ジョーンズのさらっとしたヴォーカルと比べるとかなり粘っこい歌になっていますが、これはこれで味があって良いです。