2007-01-01から1年間の記事一覧

Gregorius 「NMKY」

この間フィンランドのイカしたPV を紹介しましたが、フィンランドにはまだまだイカした奴らがいたようです。エスコ・ニックというコメディアンが、「YMCA」のカヴァー「NMKY」を歌っているのですが、『ワイルド・ゼロ』のキャプテンに匹敵するファッションセ…

Jaimeson 「Complete」

定期的に聴きたくなるのが、イギリスのJaimeson の「Complete」です。最初はのったりしたリズムで、かったるい曲かと思わせておいて、サビで一気にテンションを上げるという、緩急のつけかたが絶妙です。サビのドラムンベースの疾走感がたまりません。ガラー…

グレッグ・イーガン『万物理論』

グレッグ・イーガンの『万物理論』(創元SF文庫、2004年)を読みました。イーガンを読むのはこれが初めてです。600頁ほどの長い小説なのですが、膨大なSFアイデアがこれでもかと投入されており、密度は非常に濃いです。話は、サイエンスジャーナリストの主…

The IDOLM@STER MAD が凄いことになっている。

近頃すっかりニコ厨になっているのですが、ニコニコ動画最大派閥とも言える巨大勢力が、アイドルマスターのMAD です。これまで余り見たことがなかったのですが、最近ようやくそのディープな世界に気づきました。アイドルマスターは、3D-CGで作られたキャラク…

世界でいちばんダサいPV

MAD

ニコニコ動画で、フィンランドのArmi Ja Dannyという歌手の「I Want To Love You Tender」というPVが「世界でいちばんダサいPV」として紹介されていました。多分ABBA のフォロワーだと思うのですが、私は、その歌謡テイストあふれる曲とコッテリした歌唱、そ…

ロックコンサートはディナーショー

今度再結成コンサートするレッド・ツェッペリンのチケットを、2枚で1900万円で買った人がいるそうです。凄いですね。でも、レッド・ツェッペリンのライヴのチケットは元々約2万8000円だそうです。(リンク)近頃、超有名アーティストのレコード会…

インドの「ラジオスターの悲劇」

バグルスの超名曲「Video Killed The Radio Star」をインドの人がカヴァー(?パクり)しています。何かもの凄いことになっています。 ラジオ・スターの悲劇+3アーティスト: バグルズ出版社/メーカー: USMジャパン発売日: 2006/12/20メディア: CD クリック: …

インスタント・シトロンの「Luminary」

インスタント・シトロンが、「魔女っ娘つくねちゃん」というアニメのサントラを手掛けていたようです。そのため、アニメのOP とEDもインスタント・シトロンの曲を桃井はるこが歌っています。EDの「Luminary」という曲が、無茶苦茶良い曲でビビリました。サン…

悲しみを撮影する

欧米の人たちは余りネットで顔出しすることに抵抗がないらしく、ビデオブログをアップする人が沢山います。中には、非常に悲しいときにビデオブログを撮影し、泣き崩れながら話しているビデオをアップしている人もいます。ビデオブログのテーマは色々で、友…

R.I.P

You Tube にはありとあらゆる動画がアップされています。その中には、友人や家族の死を悼むためのビデオが無数に含まれていることに、今更ながら気づきました。R.I.P はRest In Peace、つまり「安らかに眠れ」という死者を悼むときに使う言葉ですが、You Tube…

技術と人間疎外

先日私が晒した初音ミクに関するSF的与太話ですが、id:hokusyu さんが書いた日記を読んでいただくと、何のことを書いていたのかが分かりやすいかと思います。 「初音ミク時代の芸術作品」 「阿片窟で初音ミクを愛でる阿片中毒者たち」 まあ、そもそもなぜア…

マーティ・フリードマンのJ-POPメタル斬り/延長戦

J-POP愛好家のマーティ・フリードマンのコラムが、ネット上でも読めることを「音楽中心日記」さん経由で知りました。これは面白い!外からJ-POP を眺めることで、J-POPの特色が見えて来るという良コラムになっていると思います。 日本には“温故知新”という言…

初音ミクとアンドロイド

初音ミクが出てきた当初に、いいかげんな思いつきをメモって、そのまま放置してあったのですが、読み返したら妙なおかしみがあったのでなんとなく晒してみます。話の筋道は立っていませんが、単なるネタなので気にしないで下さい。 初音ミクの動画を観ていて…

日本の漫画家数

呉智英が、日本の漫画について書いた文章の中で、日本の漫画の市場規模と漫画家の数を挙げていました。 マンガの一年間の売上げは、1990年代を通じておおむね6000億円であり、その内訳は、マンガ雑誌3500億円、単行本2500億円である。一般の雑誌や新聞にもマ…

朦朧法

朦朧法 (もうろうほう) は怪奇文学の表現手法の一つ。怪異についてはっきりとした描写をせず、曖昧な描写や暗示や仄めかしを積み重ねることによって、読者一人一人が思い思いの恐怖のなかに落ち込んでいくことを狙った手法。これを愛用した作家としては、ヘ…

日本美術市場の規模と特質

日本の美術市場について軽くググって見ました。 公式な統計などないのですが、1987年以前の日本の美術市場(1年間の売買額)はおよそ2千億円程度と想像されています。それが1987年から突然毎年倍増の勢いで増え、1990年のピーク時には、1兆5…

宇多丸×掟ポルシェがPerfume を語る

Yomiuri Online で、宇多丸さんと掟ポルシェさんがPerfumeについて語った長文対談が掲載されていました。これまでのPerfume の歴史やアイドルポップスの歴史まで見据えた非常に視野の広い、批評的な対談になっています。「宇多丸×掟対談 25000字対談」 …

『アール・ブリュットの色彩』2007年11月9日〜12月16日

京都のギャルリー宮脇で、「アール・ブリュットの色彩」という展覧会が、11月9日から12月16日まで開かれるそうです。(「アウトサイダーズ・アートコラム」経由) 欧米のアウトサイダー・アーティスト約20作家による70点以上を展覧。近日、出品作家情報をア…

90年代後半から00年代にかけての日本のサブカルロック

Cinra Magazin を見ていたら、mixi の「90年代サブカルチャーの総括」というコミュニティが紹介されていました。90年代ノットデッド派の私は早速読んでみたのですが、その中に音楽についてのトピックもあり、ミッシェル・ガン・エレファントはサブカル的…

『グラストンベリー』2006年

今日は、チネ・ラヴィータで『グラストンベリー』というBBC 制作の音楽ドキュメンタリー映画を観てきました。この映画は、イギリスの片田舎で開かれる世界最大のロックフェスティバルであるグラストンベリー・フェスティバルを扱っています。今日は観客もか…

フランス・レンヌフェスティバル

仙台はフランスブルターニュ地方のレンヌと姉妹都市だそうで、今年は40周年記念なのだそうです。そのため、今年は「2007仙台におけるフランス・レンヌ年」という一連のイベントが行われています。今日と明日は、「フランス・レンヌフェスティバル」という…

アリシア・キーズ「You Don't Know My Name」の元ネタ

「GROOVE DIGGER」さんで、アリシア・キーズの名曲「You Don't Know My Name」の元ネタが挙がっていました。The Main Ingredient「Let Me Prove My Love to You」という曲だそうです。この曲、You Tube で聴けるんですが、「You Don't Know My Name」は、あ…

仙台でヴィム・ヴェンダースやテオ・アンゲロプスが見られる。

いつの間にか街中にある小さな映画館であるセントラル劇場が、「桜井薬局セントラルホール」という名前に変わっていました。今特別企画で、過去の名作を一挙公開するという「フランス映画社特集バウシリーズ30年の歩み」をやっているそうです。ラインナップ…

ロボット・アンドロイド技術の発展

近年人型ロボット技術が急速に発達してきており、結構な段階まで来ているようです。これらのロボットに初音ミクの技術を組み込めば、人工知能により自由に喋らせることが可能になり、一層リアルになりそうですね。 かなりのリアルさを誇る株式会社ココロのア…

戸川純とアポジー&ペリジー

アポジー&ペリジー「月世界旅行」 細野晴臣が作曲し、戸川純が歌っているこの曲、音はチープなテクノポップですが、非常に切ない名曲になっています。 戸川純は、本当は吉永小百合のような女優になりたかったらしいですが、本人にその適正がなかったためカ…

「Raw Vision」を訳したい。

「Plato」さんで、英語の美術雑誌を翻訳しようという話が出ていましたが、面白そうだなあと思います。その際、商業雑誌だと著作権はどうするのかが問題になると思いますが、この問題がクリアできるなら、私も「Raw Vision」などの美術雑誌をを翻訳したいなあ…

音楽産業の構造転換の予兆

日本では、旧態然としたビジネスモデルがなかなか変わらず、全く先が見えない状況になっていますが、アメリカではどんどん状況が動いているようです。 Nine Inch Nailsがレコードレーベルを捨て、今後はアルバムを直接一般に公開するというニュースを土曜日…

オリコンシングルチャートと着うた

「Natsu Style」さんによると今週のチャートは、超低レベルな売り上げ水準だそうです。基本的にシングルCDの売り上げは下がり続けており、現在ではかなり悲惨な状態になっています。ただし、携帯向けの配信は好調で、宇多田ヒカルの「Flavor Of Life」は70…

内藤大助VS亀田大毅

事前にかなり舌戦が繰り広げられていたので、私もついつい釣られて今日行われた、チャンピオン内藤大助と亀田大毅の世界戦を観てしまいました。しかし、この試合は、前代未聞の最悪の試合となってしまいました。試合は亀田選手がパンチをもらわないようにガ…

萌える仙台

少し前の記事だと思いますが、宮城県の地方紙河北新報で「萌える仙台」という記事があり、仙台の萌えスポットが紹介されていました。また、仙台には「仙台コミケ」という同人誌即売会が夢メッセみやぎで開催されているそうですが、ほとんどが女性向けサーク…